移住のきっかけ
東京で子どもを育てる生活の不安が増した
磐田の雰囲気というか、スピード感が好きなんですよね。それに、子どもを育てていくのに、やっぱり自分達の両親が近くにいるといいなって思いもあって、元々東京に住み続ける気はなくて、いつかは地元に帰ってくるつもりでした。
平成23年、妻が妊娠している時に、東日本大震災が発生して、その後原発の問題などもあって、多くの情報が錯綜して何を信じたらいいのか分からない状況だったんですよね。そこで、東京で子どもを育てる生活の不安が増して、子どもが1歳になった時に磐田へ戻ってきました。
過去の仕事と現在の仕事
高校を卒業してからは、2年間フリーター
高校を卒業してからは、2年間フリーターでした。関東に住んでいた友人宅で寝泊まりをしながら、ガソリンスタンドや居酒屋、引っ越しのアルバイトで稼いで、その日暮らしをしていました。
2年間そんな生活をしていて金銭的に追い込まれてきて「さすがにヤバいな」と思って。高校時代に一度は夢見た美容師の道に進むことを決意し、東京の専門学校に通いました。一度金銭的に追い込まれていたので、専門学校では一生懸命勉強しましたね。
専門学校卒業後は、東京のサロンで7年程働き、29歳の時に磐田に帰ってきて自分のサロンをオープンしました。
移住するときに苦労したこと、不安だったこと
不安だったんだろうけど、自信満々
大きな元手があったわけではないから、オープンするときは不安だったんだろうけど、自信満々に行かなきゃって自分をコントロールしていたのかな、今思えば。
東京よりも2,000円安く切っているけど、自分のやりたいようにやるには独立するのがいいと思いますね。東京は家賃とかも高いから、やっぱり生活にかかるお金も違うので。
あとは、20代で帰ってきて自分で店を開きたくても、銀行からの融資になかなかOKがでないから、調べておくのがいいですね。自分はなんとか融資が受けられたから良かったですね。
磐田市って面白いと思ったこと
街づくりに参加できる
自分が街づくりに参加できる。自分の意見を言える場があるのは、磐田だからかなって思いますね。去年くらいから、街を元気にしようと頑張っている同世代の人達と繋がって、「自分が良ければいい」から「磐田全体を良くしたい」って気持ちが、確実に強くなっています。
磐田市のいいところ
“only one”になれる
雪がふらないし、海も山も近いところ。新鮮な野菜も安い。
ビジネスの面では、他の店とかぶらないから“only one”になれるところですね。
磐田市に来て不便なこと
お酒を飲んだ後の交通手段
お酒を飲んだ後の交通手段。やっぱり東京に比べると、交通が不便ですね。
バスの最終時刻が早かったり、タクシーしかなかったりするので。
磐田市に来て良かったこと、嬉しかったこと
初めて仕事が楽しいと思えました
都会にいる時より精神的に疲れない。オーナーとしての評価されるのもあるし、ここ1~2年でいろいろな人達と繋がってきて、充実感が凄くあります。
磐田に戻ってきて初めて仕事が楽しいと思えましたね。
磐田市で生活を始めてから一番の変化は
時間軸がズレて、生活が朝方になりました
時間軸がズレて、生活が朝方になりました。東京の頃は、正午~午後10時、11時頃まで働いていたけど、今は午後7時過ぎには帰って子ども達と遊ぶ時間がありますね。
今後の目標
若者がイキイキする街づくりをしたい
磐田に魅力を発信する場所を増やしたい。例えば、夜ちょっと飲みに行けたり、大人が交流する場を作りたいですね。若者がイキイキしている街をつくりたいですね。
磐田市へ移住を考えている人へのメッセージ
いい場所にするのは自分次第
いい場所にするのは自分次第だと思います。
磐田は、自分らしさを表現するには、ちょうどいい街だと思います。
QWERTY クウォーティー
東京都内の美容院で経験を積んだオーナーの後藤さんが、平成24年11月磐田市にオープン。
『すぐそばにある特別な場所。』
がコンセプトのリラックスできるハイセンスな美容院。
2016年に入り、店舗を改修、スタッフも増え、新たなQWERTYに。
〒438-0071 磐田市今之浦2-8-2バーンビレッジ
Open:午前10時~午後7時(火曜定休)
電話:0538-33-5135
情報発信元
企画部 広報広聴・シティプロモーション課
〒438-8650
静岡県磐田市国府台3-1 本庁舎2階
受付時間:午前8時30分~午後5時15分
電話:0538-37-4827
ファクス:0538-32-3946
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