移住のきっかけ
コロナ禍による生活の変化
コロナ禍で生活が変わったことが移住の大きなきっかけでした。
もともと自宅で仕事をしており、打ち合わせがある時は外に出ていましたがコロナの影響で打ち合わせもほぼオンラインになったので、東京に住んでいなくても仕事をすることは可能だなと思い、妻の故郷である磐田市にやってきました。
移住するときに不安だったことは
ほとんどありませんでした
妻が磐田市出身なので、生活面での不安は特にありませんでした。
しいていうなら、制作に使いたい画材や資料が、ほしい時にすぐ手に入りにくい点ですかね。
現在の仕事
絵本作家兼イラストレーター
私の仕事は、絵本作家兼イラストレーターです。著書に「私はネコが嫌いだ。」「ニャンコどこいった?」「いぬとねことたからもの」があります。イラストの仕事は株式会社ベネッセコーポレーションの、こどもちゃれんじキャラクター「しまじろう」を中心としたキャラクターなどを描いています。絵本「いぬとねことたからもの」は、依頼から完成まで全て磐田市に移ってから制作しました。そして後から知ったのですが、ベネッセの担当の方が偶然にも磐田市出身だったのでとても驚きました!
住み始めて感じたことは
自然がとても豊か
自然が豊かな磐田に引っ越してきて本当に良かったなと思いました。特に夕方の景色が大好きです。道路の両脇に田んぼがあって、きれいな夕日も見られて、どこからか「ケロケロケロ…」と蛙の鳴き声が聞こえる。時間がのんびり流れる、僕のあこがれがぎゅっと詰まった景色です。あとは、磐田は公園がたくさんありますよね。最近だと、豊田のラブリバー公園や竜洋海洋公園、今之浦公園がお気に入りです。川にいる亀をぼーっと眺めているのも、いいリフレッシュになります。
磐田市に住んでみて、ほかに「いいな」と思ったことは?
方言に憧れます!
僕は標準語で育ってきたので、方言に敏感に反応してしまいます。当たり前ですが、磐田では小さな子どもたちも「~するらぁ」とか「~だに」など使っていて、それを聞くとてもほっこりします。親しみと温かみがあって素敵な方言だなと思います。
磐田に来て変わったことは?
移動が電車から車へ
移動手段がガラッと変わりました。東京ではほぼ電車で移動し、たくさん歩いていました。たまに車も運転していましたが、年に数回程度です。磐田は車がないと生活が難しいですが、道も広くて交通量も東京ほど激しくないので、楽しく運転できています。
これからの目標を教えてください
子どもたちのために、絵本に触れるきっかけ作りを
子どもたちに、絵本に触れる機会をたくさんもってもらいたいので、読み聞かせを意識した本を作りたいです。微力ながら、子どもたちの豊かな心を育てるきっかけになれたらいいなと思います。
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