小中学校の施設整備

ページ番号 1003066　更新日 2024年6月3日

市内22小学校、10中学校を良好な状態に維持し、安全・安心で快適な環境づくりを進めています。

学校施設の更新計画

　市内の学校施設は、昭和40年代から60年代前半に建設された施設が多く、全体的に老朽化が進行している状況にあります。今後も児童生徒に安心・安全な学習環境を維持していくためには、施設の建替えや質的向上も図る長寿命化改修などを計画的に進めていく必要があります。今回、こうした課題に対応していくとともに、財政負担の縮減と平準化を図ることを目的とし、学校施設の更新計画を策定しました。
　これからの学校施設の更新は、「新時代の新たな学校づくり」の考え方をもとに、学府の特徴や実情に合わせて計画を進めて行きます。

小中学校へのエアコン設置について

近年の夏期の異常な気温上昇に対して、市では子どもたちの健康維持や教育環境を改善するため、9月補正予算に調査費を計上し、市内の全公立小中学校にエアコンを設置するよう、関係各所と調整をし、現在普通教室へのエアコン設置工事を進めています。

学校施設地震対策事業

本市では、小学校・中学校の各施設を対象に耐震工事を進めてきました。
国が示す耐震基準（Is値0.7）未満の建物の耐震補強は平成22年度までに完了し、平成23年度からは、国の基準より厳しい県が示す耐震基準（Is値1.25）を満たすための耐震補強工事を平成26年度までに実施しました。これにより、すべての小中学校施設の耐震化が完了しています。

学校施設防災機能強化事業

校舎外壁や教室照明器具などの非構造部材の落下による人的被害が発生しないよう、施設整備計画に基づいて、必要な防災対策を講じます。

施設整備計画、事後評価

学校施設整備事業

施設老朽化が著しく学校環境改善も求められている学校施設を、学校要望や保守点検結果に基づき、計画的な施設整備に取り組みます。

学校環境整備事業

小学校・中学校の外観施設美化や校舎内の学習環境の向上を目的に、汚れや破損が目立つ施設の清掃や補修に取り組んでいます。

校庭芝生化事業

子どもの体力向上、安全に楽しくスポーツができる環境づくり、学校と地域との交流の推進、砂じんの飛散防止による学校周辺の環境整備などを目的に校庭芝生化を推進してきました。平成15年度から校庭芝生化に着手し、現在、市内小中学校32校中19校の芝生化を実現し、適正な維持管理を行っています。
芝生化した校庭を活かしたタグラグビーへの取組など積極的に活用している学校があります。今後も、地元企業や関係部局と連携・協力し、子どもの体力向上施策やスポーツの振興などを推進していきます。

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