生ごみ堆肥化容器(コンポスト)利用者の声

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ページ番号 1014470  更新日 2025年2月6日

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生ごみ堆肥化容器利用者の声を聞きました

生ごみ堆肥化容器(コンポスト)とは、家庭から出る生ごみや落ち葉などの有機物を微生物の働きを活用して発酵・分解させて堆肥を作るものです。
由来は英語で堆肥を意味するcompostからきています。
持続可能な社会、地球環境にやさしい社会のために、捨てられるはずだった「ごみ」を「資源」に変えるコンポストは近年注目を集めています。

「コンポスト…なんとなく聞いたことはあるけど実際どうなの?」
「購入したいけどどれを買えばいいの?」
「そもそもどんな種類があるの?」

今回は市内在住で「設置型コンポスト」「回転式コンポスト」「バッグ型コンポスト」をそれぞれ使用している方の声を聞きました。
興味があるけどまだ始められていない方、購入を検討されている方、ぜひ参考にしてみてください。

設置型コンポスト

家族構成:2人

使用期間:およそ半年

費用:本体4,000~5,000円、促進剤500~1,000円

元々親が使用していたため馴染みがありました。また、畑をやっているため有機肥料が必要になるので使用し始めました。
コンポストは畑に設置して使っています。40~50センチ程度と結構深めに掘っています。2日に1回ぐらいの頻度で生ごみを投入しています。入れているものは残った野菜やその皮、畑の残渣、刈草や米ぬかなどで、一回当たり400~500gくらい投入しています。入れるときに工夫していることは水分があるものはギュッと絞ることです。我が家の使い方としては、まず生ごみを平らになるまで(底が見えなくなるまで)入れます。その後米ぬかと土を足していきます。その上に生ごみを重ねていき平らになったら土や米ぬかを足していきます。これを繰り返して容器をいっぱいにしていきます。特に途中でかき混ぜることはしていません。
どのくらい深く掘るかにもよりますが、半年くらいで容器は満杯になります。満杯でできる堆肥の量は3kgぐらいで地面より高くなった部分を肥料として使っています。

コンポストを使用し始めてからパンパンだったごみ袋に余裕ができるようになりました。
また、説明書よりもかなり深めに掘っていたのですが、きちんと堆肥になりますし、生ごみも減ってごみ出しが本当に楽になりました。

設置型コンポストの外観と中身

回転式コンポスト

家族構成:4人

使用期間:およそ半年

費用:本体7,000~8,000円

補助金があることを知って、生ごみが減るならいいな、堆肥になるなら尚いいなと思って購入しました。
玄関先のコンクリートの上に設置しています。夏場はコバエが発生しやすく投入を控えていましたが、だいたい週に2~3回の頻度で投入しています。野菜くずはやわらかいものを中心に入れ、大きいものは細かく千切っています。きのこの石づきやネギの葉、米ぬか等も投入しています。1回あたりだいたい300~500g程度を投入しています。回転式なので容器を回すと勝手にぐるぐる回転して撹拌してくれるのでとても楽です。
夏場は投入を控えていたこともあり、容器が満杯になるまでどのくらいかかるかわからないですが、できた堆肥は家の花壇の肥料にする予定です。
本当は積極的に投入したいんですが、どうしてもコバエが気になってしまって夏場はなかなか投入できませんでした。今はなるべく暑すぎず寒すぎない時期に投入しています。

コンポストを使い始めてからごみの量は減ったと思います。慣れるまで上手く作るのは難しいし、どうしてもコバエは発生するので共生も必要かなと思います。
ただ回転式は畑がなくてもできますし、自分でかき混ぜることもないので汚れることもなくとても良いと感じています。

回転式コンポストの外観と中身

バッグ型コンポスト

家族構成:5人

使用期間:5カ月~半年

費用:本体(基材含む)5,000円程度(2基購入したため10,000円程度)

親が使用していたこともあり購入しました。玄関先に設置しています。
基本的には毎日生ごみを投入してかき混ぜています。残飯や野菜くずを中心に入れていて、玉ねぎの皮や卵の殻は入れていませんが、そんなに意識してこれは入れちゃダメという風にはしていません。硬いものは細かくする程度で気軽に取り組んでいます。1回で入れる量はだいたい500gくらいです。米ぬかを入れると虫が発生しにくいと聞いたので今後入れようと思っています。
だいたい2カ月くらいでバッグが満杯になります。満杯になったら2カ月間熟成させて、その間にもう一つのバッグに生ごみを投入して…を繰り返し、バッグを循環させながら使用しています。できた堆肥は家庭菜園で使用したり親に渡したりしています。

使い始めてからごみの量はすごく減ったと思います。特大のごみ袋を使っていたのが大サイズでもよくなりましたし、中身も生ごみが減ったおかげで軽くなり、ごみ出しが楽になりました。
使い方のポイントとしては大きいものは細かくする、よく混ぜるということだと思います。何日か分をまとめて入れるより毎日こまめに入れると臭いはほとんど気になりません。虫はどうしても発生してしまいますが、何より生ごみが減るメリットの方が大きいです。バッグ型は臭いもほとんどしないし小スペースでできるのがいいですね。濡れないところに置く必要があり場所の選定は悩みどころですが、細かいことに気を遣わず気楽にできるところもおすすめです。

バッグ型コンポストの外観と中身

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