緊急消防援助隊 等
緊急消防援助隊
地域を越えた消防活動
緊急消防援助隊は、平成7年(1995年)阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、大規模災害等において被災地の消防力では対応が困難な場合に、全国の消防機関相互による援助体制を構築するため、平成7年6月に創設されました。
被災地からの要請を受け、各都道府県の消防本部や航空隊が応援に駆けつけ、地域を越え消防活動を実施します。
緊急消防援助隊について、詳しくは下記をご覧ください。
緊急消防援助隊登録隊数
磐田市消防本部では、緊急消防援助隊として、消火小隊2隊、救急小隊3隊、救助小隊1隊を登録しています。災害の種類や規模に応じて被災地からの要請を受け、出動します。
消火小隊
消火活動を主な任務とし、隊員4人以上で編成されます。口径65ミリホースを積載することが必要です。
救急小隊
救急隊員3人以上で編成され、けが人の応急手当や病院までの患者搬送が主な任務です。
救助小隊
救助隊員5人以上で編成され、家屋や車、瓦礫の中からの救出、捜索などの救助活動が主な任務です。
静岡県消防相互応援協定
県内41市町で締結
静岡県では、平成29年に県内の市町相互の消防力を活用して、災害の被害を最小限に防止するための消防の相互応援について締結されました。
静岡県内で大きな災害が発生した場合には、県内の他市町より応援に駆け付け、消防活動を実施します。
緊急消防援助隊(消防相互応援協定)の派遣経過と活動状況
磐田市消防本部では、2021年7月3日に発生した県内熱海市土砂災害に、静岡県消防相互応援協定に基づき、土砂災害現場での捜索・救助活動を実施していましたが、8月3日をもって県内応援は終了しました。
- 派遣日数 32日
- 派遣隊及び人数 延べ24隊 81名
これまでの活動状況等
熱海市土砂災害
東日本大震災
合同訓練
第6回 緊急消防援助隊全国合同訓練
令和4年11月12日、13日に静岡県で、緊急消防援助隊全国合同訓練が開催されました。
南海トラフ地震の災害を想定し、富士山静岡空港他県内を会場として行い、全国の緊急消防援助隊(緊消隊)が次々と県内に集結し、各訓練会場に向かいました。
磐田市でも津波により複数の災害が発生している想定で、応援に駆け付けた他県支援隊、陸上自衛隊、警察、消防団、国土交通省に状況を伝え、関係機関と連携を密にし訓練を行い、「絶対に助ける」思いから、訓練とは言え迅速に救出訓練等を実施しました。
緊消隊の全国合同訓練は6回目で、47都道府県から約700隊約3000人が参加し過去最大規模で、静岡県では15年ぶりの開催となりました。
- 大規模津波災害訓練(サブ会場 12日) (PDF 1.1MB)
- 宿営訓練(小笠山総合運動公園 12日) (PDF 259.6KB)
- 土砂災害救出訓練等(メイン会場 13日) (PDF 747.2KB)
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