定例教育委員会 平成22年4月23日
- 日時
- 平成22年4月23日(金曜)午後4時から午後6時
- 場所
- 磐田市役所西庁舎 3階 302会議室
- 出席委員
- 江間委員長 乘松委員、田中委員、青島委員、飯田教育長
- 出席職員
- 事務局長 教育総務課長 学校教育課長 中央図書館長 文化財課長 児童青少年育成室長 学校給食管理室長 幼稚園等支援担当参事 教育総務課課長補佐 教育総務課指導主事
- 傍聴人
- 0人
教育委員会が決定したもの(議決事項)
1 「磐田市立幼稚園防火管理者の辞令発令について」
(教育総務課長)
磐田市幼稚園管理規則に基づき、幼稚園の防火管理者を毎年選任しているが、今回、人事異動により新しい園組織となったことから、資料のとおり防火管理者を選任させていただきたい。なお、防火管理者は主任があたることになっているが、新任の主任については、まだ資格を取得していないため、資格を取得するまでの間は、園長が防火管理者を務めていく。
審議の結果、本議案は承認されました。
2 「教務主任等の辞令発令について」
(学校教育課長)
平成21年度末の人事異動により職員体制が変更となったことに伴い、平成22年度の小・中学校各種主任、主事の辞令発令について提案する。各種主任、主事の辞令発令については、学校管理規則により、校長の意見を聞いて教育委員会が命ずると定められている。今回審議いただく各種主任、主事は資料のとおりである。なお、司書教諭については、12学級以上ある学校において必置となっている。
主な質疑等
Q 主幹教諭と教務主任の校内の役割は同じか。
A 主幹教諭が配置されている学校には、教務主任が置かれないため、実態としてはこれまで教務主任が行っていた業務を主幹教諭が対応することになる。また、主幹教諭は校長の特命を受けて忙しい教頭の仕事の手助け等を遂行する。
Q 主幹教諭の業務量が多いが、支援は行われないのか。
A 主幹教諭が受け持つ授業時数を減らすために、週13時間の非常勤講師が補充されている。
Q 主幹教諭は、校長の希望によって配置されるのか。
A 希望ではなく、大規模校に配置されている。
審議の結果、本議案は承認されました。
3 「産業医の委嘱について」
(学校教育課長)
労働安全衛生法により、50人以上の事業所に産業医を配置することが定められており、市立小中学校では、平成19年度から城山中学校に産業医を配置している。今年度、県費教職員が50人を超える学校は無いが、城山中学校については再度50人を超える可能性が高いことから、安定した労働安全衛生体制を維持するために引き続き産業医を配置していきたいと考えており、審議いただきたい。
審議の結果、本議案は承認されました。
4 議案第31号「教科書採択地区教科書研究委員の推薦について」
(学校教育課長)
本年度は、小学校の教科書の採択年度となる。磐周地区においては、今後、教育長が委員となる教科書採択連絡協議会が設けられ、磐周地区の教員の代表が研究委員となって調査研究が進められる。調査研究結果は教科書採択連絡協議会に報告され、そこで採択案が立案される。そして、採択案が各市町の教育委員会で審議され教科書が決定されていく流れとなる。全体で9種類の教科の教科書等を33名の磐周地区の研究委員が調査研究するが、このうち19名が磐田市からの推薦となり、このことについて審議いただきたい。なお、構成員については秘密扱いとなる。
主な質疑等
Q スケジュールは、どうなるっているか。
A 5月に第1回の採択連絡協議会が開催され、その後、研究委員による調査研究を行われていく。
また、中央図書館が教科書センターとなっており、6月4日から17日に特別展示、6月18日から7月3日に法定展示が行われる。
Q 最終的に教育委員会に議案として提出されるのはいつ頃か。
A 7月に第2回の教科書採択連絡協議会が開かれ、そこで、採択案が作成される。それ以降のできるだけ早い時期に教育委員会に提案される。
Q 教育委員会では、採択案の教科書だけでなく、全ての教科書が提示されるのか。
A 全ての教科書を提示し、指導主事が説明を行う。
審議の結果、本議案は承認されました。
5 「磐田市教育委員会の委員辞職につき同意を求めることについて」
(教育総務課長)
このたび、乘松保臣委員より平成22年5月26日をもって、教育委員を辞することについて願いが提出された。本件の可否については、地教行法第10条の規定により、教育委員会の同意が必要となるため、このことについてご審議いただきたい。
審議の結果、本議案は承認されました。
6 「磐田市教育委員会委員長職務代理者の指定について」
(教育総務課長)
5月27日より委員長職務代理者が不在となることから、地教行法第12条第4項の規定により、職務代理者の指定を行う必要がある。このことについて審議いただきたい。
審議の結果、委員長職務代理者は田中さゆり委員が指定されました。
各課から報告したもの(報告事項)
1 平成21年度資料点検結果について
(中央図書館長)
平成21年度の資料点検結果について報告する。蔵書点数は、3月31日付で814,666点となり、新書等購入、寄贈図書等により前年度より15,859点増加した。不明図書は、958点で、前年度と比べ132点減少した。
主な質疑等
- 蔵書点数に対する不明図書の割合が図書館によって差がある。ちらしの配布や掲示など、啓発活動等の対応をしていく必要がある。
- 不明図書の状況については、住民としてもしっかりと受け止めなければならないことだと思う。自治会の回覧板等に数字を示していくことも必要。
2 平成22年度資料点検期間、休館について
(中央図書館長)
磐田市立図書館の条例施行規則第3条により、平成22年度の福田、竜洋、豊岡図書館の資料点検期間を定める。福田図書館の資料点検期間については平成22年5月25日から30日の6日間、竜洋図書館については、平成22年6月8日から13日の6日間、豊岡図書館については、平成22年6月1日から6日の6日間となる。広報いわた、ホームページ、図書館だより、来館者へのチラシ配布、また各図書館の掲示板を活用し周知を図っていく。
主な質疑等
Q どのように点検しているのか。
A 5館とも同じシステムで点検している。移動可能な端末機を使って、図書のバーコードを読み取り、記録との突合を行う。条例規則の中では14日以内となっているが、合理化により、現在は6日間で完了する。
Q 37万点の中央図書館と、6万点の豊岡図書館が同じ日数かかるのはなぜか。
A 職員の数と図書の点数との関係から同じ日数となる。
3 竜洋図書館の休館日について
(中央図書館長)
この休館日は図書整理日となるため、利用者に対して休館日とし、職員が図書の整理を行う。今回、磐田市立図書館条例施行規則第3条の規定により、平成22年度の竜洋図書館の休館日を資料のとおり変更させていただく。これは、休館などが連続してしまうことを避けるための変更である。
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