資金運用
磐田市の資金運用
磐田市会計課では、日常的な支払に充てる支払準備金について不足が生じないよう、市の指定金融機関の口座(公金の収納や支払に用いられる口座)で現金を保管しています。
それ以外の余裕資金(基金も含む)については、今後の資金需要を考慮しながら、定期預金や国債、地方債等の債券など、安全性を担保しながら少しでも利息が得られるよう効率的に運用しています。
基金の運用
磐田市では、公共施設の改築や街づくり、災害対応など様々な行政需要に対応するため、日頃から計画的に基金を積み立てています。基金は、必要な事業が行われるまで、地方自治法の趣旨に基づき、預金や債券の購入により、安全・確実かつ効率的に運用しています。
磐田市の基金
基金名称 | 基金保有の目的 |
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財政調整基金 | 財政の健全な運営に資するため |
しっぺいこども福祉基金 | 子ども・子育て支援活動及び地域保健福祉活動を推進するための事業に要する経費に充てるため |
社会教育振興基金 | 社会教育の振興を図るため |
文化振興基金 | 文化の振興を図るため |
遠江国分寺跡史跡整備基金 | 遠江国分寺跡の史跡整備に要する経費に充てるため |
退職手当基金 | 市職員が退職した場合に支給する退職手当の財源に充てるため |
地域振興基金 | 地域の連帯意識及びコミュニティの強化を推進し、もって地域振興を図るため |
公共施設整備基金 | 公共施設の整備を図るため |
津波対策基金 | 今後想定される津波から市民の生命・身体及び財産を守るための津波対策事業に要する経費に充てるため |
国民健康保険事業基金 | 国民健康保険事業の健全な運営を図るため |
介護給付費準備基金 | 介護保険の保険給付費の支給に要する費用の支払に不足を生じた場合の資金に充てるため |
岩室財産区財政調整基金 | 岩室財産区有地の植栽、撫育管理その他岩室財産区の管理運営に必要な財源に不足を生じたときに充てるため |
虫生財産区財政調整基金 | 虫生財産区有地の植栽、撫育管理その他虫生財産区の管理運営に必要な財源に不足を生じたときに充てるため |
広瀬財産区財政調整基金 | 広瀬財産区有地の植栽、撫育管理その他広瀬財産区の管理運営に必要な財源に不足を生じたときに充てるため |
万瀬財産区財政調整基金 | 万瀬財産区有地の植栽、撫育管理その他万瀬財産区の管理運営に必要な財源に不足を生じたときに充てるため |
敷地外四ヶ字財産区財政調整基金 | 敷地外四ヶ字財産区有地の植栽、撫育管理その他敷地外四ヶ字財産区の管理運営に必要な財源に不足を生じたときに充てるため |
森林環境整備基金 | 森林の整備及び林業の振興に寄与するため |
ふるさと応援基金 | 磐田市まち・ひと・しごと創生推進計画を推進するための事業に要する経費に充てるため |
経済変動対策貸付資金利子補給事業基金 | 新型コロナウイルス感染症の影響により融資を受けた中小企業者等に対し交付する磐田市経済変動対策貸付資金利子補給事業に要する経費に充てるため |
スポーツ夢基金 | スポーツの振興を図るとともに、スポーツを通じた子どもの育成に資するため |
基金運用における投資表明(SDGsへの貢献)
近年、ESG債、SDGs債といった、社会貢献、環境問題等へ資する資金調達方法が増加しています。
ESGとは、「Environment(環境)」「Social(社会)」「Governance(ガバナンス=企業統治)」の3つの頭文字をとった略語で、それぞれがもつ課題を解決するために発行する債券をESG債といい、特に環境、社会貢献に特化したものをグリーンボンド、ソーシャルボンドなどと表現されます。
磐田市では資金運用を通じて、「誰一人取り残さない持続可能な社会の実現」に向け、市民と事業者の皆さんとともにSDGs(持続的な開発目標)への取り組みの推進及び持続可能な社会の形成に寄与し、その社会的使命・役割を果たしていきます。
国際協力機構(JICA)債の購入
基金運用を通じた社会貢献への取組として、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)が発行する「ソーシャルボンド(社会貢献債)」を購入しました。
購入時期 | 期間 | 金額 |
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令和4年1月 | 20年 | 1億円 |
東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)債の購入
NEXCO東日本は全額政府出資の株式会社であり、社会基盤である高速道路の建設及び管理等を行っています。
高速道路の整備は、地域活性化、激甚化する気象災害へのリスク軽減、交通安全の推進及び環境保全などの社会的意義があり、SDGsの実現に寄与するものです。
NEXCO東日本が発行するソーシャルボンドは、同社が担う高速道路の新設・改築、修繕・災害復旧、特定更新等の事業に充当され、地域活性化、災害対策、交通安全の推進及び環境保全の社会貢献活動に活用されることから、国際的なソーシャルボンド原則に適合しているとの第三者評価を得ている債券です。
購入時期 | 期間 | 金額 |
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令和6年4月 | 3年 | 3億円 |
令和6年7月 | 2年 | 1億円 |
- 第110回東日本高速道路(NEXCO 東日本)社債(令和6年4月) (PDF 54.9KB)
- 第113回東日本高速道路(NEXCO東日本)社債(令和6年7月) (PDF 55.1KB)
- 東日本高速道路のホームページ(外部リンク)
西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)債の購入
NEXCO西日本は全額政府出資の株式会社であり、社会基盤である高速道路の建設及び管理等を行っています。
高速道路の整備は、地域活性化、激甚化する気象災害へのリスク軽減、交通安全の推進及び環境保全などの社会的意義があり、SDGsの実現に寄与するものです。
NEXCO西日本が発行するソーシャルボンドは、同社が担う高速道路の新設・改築、修繕・災害復旧、特定更新等の事業に充当され、地域活性化、災害対策、交通安全の推進及び環境保全の社会貢献活動に活用されることから、国際的なソーシャルボンド原則に適合しているとの第三者評価を得ている債券です。
購入時期 | 期間 | 金額 |
---|---|---|
令和6年7月 | 3年 | 1億円 |
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