もしもの時の消火と避難

このページの情報をXでポストできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号 1004633  更新日 2025年2月17日

印刷大きな文字で印刷

消火器の使い方

使い方

  1. 火の5m手前まで消火器を運びます。
  2. ピンを上にひっぱり抜きます。
  3. ホースを外しホースのなるべく先端を持ちます。(根元や真ん中を持つとホースが踊ってしまいます。)
  4. レバーを握ると薬液が噴射されます。

使用時の注意点

  • 天井まで火が延焼していたら、消火器で消すことはあきらめ避難してください。
  • 使用時間は消火器の大きさにより異なりますが、10秒から20秒くらいです。
  • 屋内で使用するときは粉末により視界が奪われるため、避難口を背にしていつでも避難できるようにしてください。
  • 屋外で使用するときは風向きに注意してください。
  • 天ぷら油火災などで近距離から鍋に向かい消火器を噴出すると、薬液の勢いにより油が飛散して火傷などの怪我をしたり、逆に火炎を拡大させたりしてしまいます。3mくらいの位置から薬液を壁にあて、鍋の中に落とすイメージで消火してください。

悪質な消火器販売に注意

消火器の不適切な販売に係る報告が、年間数件発生しています。

消防では消火器の販売や詰替えは一切していません。また、特定の業者に販売を依頼することはありません。

少しでもあやしい・おかしいと思ったら、はっきり断りましょう!

過去事例

  1. 男性が「消防に委託されてきました」と訪問し、消火器を見せると「詰め替え時期」と言われて消火器を買わされた。領収書はない。
  2. 消防職員を語り、服装も消防職員と似た格好で「消火器の点検にきました」と訪問し、高額な消火器を売りつける。領収書はない。

煙の性質

  • 煙は始めに毎秒3~5mの速さで上方に進みます。
  • 次に横方向へ毎秒0.3~0.8mの速さで拡散します。
  • 煙には多量の有毒ガスが含まれています。火災の延焼による酸素の減少、有毒ガスの増加に伴い酸欠及び有毒ガスの中毒で意識を失い倒れ焼死するケースがほとんどです。

出火室から避難するときは出火室の扉を閉めて避難しましょう!煙の拡散を防ぐことができます。

火災時の心理と行動特性

  • 日常使い慣れた通路を利用して逃げようとします。
  • 初めて入った建物では、入ってきた経路を逆戻りします。
  • 視界を遮られた場合明るい方向に向かいます。
  • 煙や炎の見えない方向に避難します。
  • 大勢の人の逃げる方向へついていきます。
  • 身体が硬直し動けなくなり、避難行動が遅れます。

情報発信元

消防本部 予防課 調査広報育成グループ
〒437-1292
静岡県磐田市福田400 福田支所3階
受付時間:午前8時30分~午後5時15分
電話:0538-59-1718
ファクス:0538-59-1766
消防本部 予防課 調査広報育成グループへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。