定例教育委員会 平成20年2月22日
- 日時
- 平成20年2月22日(金曜)午後6時~午後8時30分
- 場所
- 磐田市役所豊田支所2階 教育長室
- 出席委員
- 北島委員長、乘松委員、滝浪委員、江間委員、山田教育長
- 出席職員
- 事務局長、教育総務課長、教育総務課長補佐、教育総務課指導主事
- 傍聴人
- 0人
教育委員会で協議した事項
1 平成20年度磐田の教育 重点施策について
全般について
- 昔から、「知育・徳育・体育」と言われるが、その中の「徳育」に関しては、わかっているようでわからない言葉であると思っている。一般的に言う「徳育」の中に含まれるのかも知れないが、「心を育てる」、特に、「強い心」を育てるということが重要だと考える。
- 基本的・一般的なものとして、このような目標や方針を打ち立てる必要はあると思うが、結局のところ、学校現場の先生の個性なりやり方によって差が出てしまう。先生たちにすんなりと受け止められるようなメッセージでなければならないのではないか。
- 構成を「現状」→「対策」にしないと、わかりにくい。
具体的施策について
- 防犯やいじめなどを含んだ「子どもの安全を守る」という点についてももう少し盛り込むべきではないか。また、磐田市が力を入れている「個に応じた教育」をポイントとして、もっと前に出した方が良いのではないか。
- 学校の先生の多忙化が言われている。具体的にどのような点に多忙感を持っていて、どういう方策を取れば、その多忙感が軽減されるのかを、現場の先生方のプロジェクトなどで検討してもらうのも一案ではないか。研修のスリム化なども必要ではないか。
少人数学級について
- 近隣市町でも、特別支援教育等のための市費教職員採用をしており、人材確保が困難となっている。
- 浜松市は少人数学級を3年間「試験的に」導入して、効果検証を行うとしている。磐田市においても、効果検証を慎重に行う必要があるだろう。
- 今年度、ふるさと先生に1億2,000万円を投入しているので、この予算で他にどんな教育施策が実現可能か?ということは常に並行して考えていく必要があるだろう。
- 保護者の気持ちを十分に受け止める必要がある。そうなると、効果検証の結果、現状維持とするか、拡大するかのどちらかだろう。
- 各教育活動に合わせた先生の配置が重要である。例えば、少人数学級ではなく、少人数指導が求められる場合もある。そのほかにも「学級担任とする必要はないのではないか」「「ふるさと先生」のネーミングによって差別化されてしまっているのではないか」という課題も従来から指摘されているところである。
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