定例教育委員会 平成24年10月3日
- 日時
- 平成24年10月3日(水曜) 午後5時30分から午後7時45分
- 場所
- 磐田市役所西庁舎 3階 特別会議室
- 出席委員
- 江間委員長 杉本委員 青島委員 田中委員 飯田教育長
- 出席職員
- 事務局長 教育総務課長 学校給食管理室長 学校教育課長
中央図書館長 文化財課長 学童保育等担当参事 こども課長
市民活動推進課長 スポーツ振興室長 文化振興課長 - 傍聴人
- 0人
教育委員会が決定したもの(議決事項)
なし
各課から報告したもの(報告事項)
(1)教育総務課
月例報告
(教育総務課長)
月例報告のみになりますが、校庭芝生化の関係です。市内の小中学校合わせて19校目となりますが、磐田西小学校のフィールド内約2,000㎡を芝生化しました。9月4日に大々的に芝生開きを行いました。この結果、今年度新規に1校完成しました。
10月末までの実施事業の予定にあります「日本PTA関東ブロック研究大会静岡大会」ですが、お手元にプログラムなどご案内をお配りいたしました。PTA新聞の中にも記載がありますが、家庭教育を研究課題とした分科会で豊岡東小学校のPTA会長が「家庭・学校・地域が連携し合い、子どもの成長を支援するホームステイ活動」と題して事例発表を行います。2ページ目の第2分科会に掲載がございます。参考にご一読いただければと思い紹介させていただきました。
次に、実施済事業の7番で豊岡東小PTA説明会を9月28日に実施しました。このことについて報告させていただきます。
豊岡東小学校の学校規模適正化に関して、これまで、複式学級や極めて児童数が少ない学級を解消するため、少しでも早い時期に豊岡東小学校と豊岡北小学校を統合することが望ましいとの考えを、保護者や豊岡東地区協議会へ提案してきました。
そして、豊岡東地区協議会において議論していただいた結論として、「平成26年4月1日の統合を目指す」との回答を今年の3月に正式にいただきました。
これを受け、6月の定例教育委員会で報告しましたように、豊岡東小学校の保護者を対象とした「ご意見ご要望への回答報告会」を実施しました。
6月のこの回答報告会や、これまでの説明会等で保護者の皆様からいただいたご意見をふまえた保護者説明会を9月28日に豊岡東公民館において開催しましたのでご報告させていただきます。
なお、今回の説明会は、今後小学校に入学する予定である幼稚園児の保護者も対象とするため、教育委員会とこども課の合同で開催しました。
説明会では、子どもたちの成長のために、より適正な規模の教育環境を整えることが必要である、複式学級や極めて少人数の学級における課題として、「授業において多様な発言を引き出しにくいことから生ずる課題」「教員数が限られることから生ずる課題」などを挙げ、またお互いの刺激や高め合いによって切磋琢磨し、成長できる環境が望ましいという、教育委員会としての考え方を改めてお示ししました。
また、両校の統合をよりスムーズに進めるための「(仮称)統合準備委員会」について、具体的な組織案や協議内容案をお示ししました。例えば、通学部会、PTA部会、教育部会などの部会を設けてその中で協議をしていくということです。また、平成26年4月1日の統合を想定しての、具体的なスケジュールの案もお示ししました。
ご参加いただいた保護者の方からは、「まだ反対者は多い」「現状に課題や問題点を感じていない」という内容のご意見や、「統合後にいじめや不登校の問題が起きるのではないか」「バス通学により子どもの生活が大きく変わるのではないか」「通学路の危険はないのか」など、統合後の学校生活に対する不安や心配のご意見が寄せられました。また、これまでの説明会等の進め方や、今後の進め方等に関するご意見もいただきました。
今後、学校生活や通学に関する不安解消に向けて、さらに説明会を重ね、ご理解いただけるよう努めてまいります。そのうえで、年内には方針を決定したいと考えています。
また、今後の説明会でも9月28日開催と同様に教育委員会とこども課と合同で対応していくことを基本に進めていきます。
以上、豊岡東小学校の学校規模適正化にかかる現状を報告させていただきました。
質疑・意見
- 日本PTA関東ブロック研究大会静岡大会の紹介がありましたので、追加させていただきます。第2分科会以外にも磐田市の関係では、第10分科会に「おやじの会サミット」があります。ここで磐田市長が講演される予定です。今回の研究大会では一番大きな分科会になるところを磐田市P連が全ての運営を担う事になります。私は、静岡商工会議所で袋井市P連と合同で第8分科会の広報ITでコーディネーターを務めさせていただきます。助言者は、向笠小学校の校長先生でもありました鈴木時久先生で現在は周南中学校の校長先生と私のコンビで分科会をさせていただきます。14年に1回本県において実施される大きな大会で、県内外から約2,000人のPTA関係者に対して行う大会になります。また、私が所属する広報ITの発表会では、小中一貫校の川崎市立はるひ野小学校が小中一貫校の広報誌の発表が行われます。発表後にいろいろとお話しを伺いたいと考えています。
Q 一般の方の参加や傍聴はできるのですか。
A 事務局を通していただければ出来ると思います。次の日には渡部陽一氏の講演会もあります。この大会は保護者の方がコミュニケーション能力や環境のこと、PTA活動、おやじの会などに各県からいろいろな意見を持ってくる場になると思います。また、初めて静岡県に来る方もいると思いますので、静岡県に来て良かったと思われるように皆さんでおもてなしの心を持ってお迎えしましょうと話し合っているところです。
(2)学校給食管理室
(学校給食管理室長)
4ページの重点事項を報告させていただきます。実施済事業ですが、今年5月から実施しています給食用食材の放射性物質検査の見学会を調理職員対象に8月29日、31日、9月3日の3回に分けて実施しました。強制ではなく任意参加という形で行いましたが50人というほとんどの職員が参加し、非常に関心が高いものと思っております。
それから、食物アレルギーの除去食提供を開始しました。以前にもご報告したとおり、今年9月から食物アレルギー除去食を提供できるよう準備してまいりまして、実際に始めています。対象と人数ですが、栄養士が在籍する学校の中で磐田南小、東部小、富士見小、竜洋西小の4校で竜洋西小のみ2名おりますので計5名となります。それから中部小学校は以前から行っておりますので、そこにも1名おります。汁物の鶏卵の除去を実施しています。実際には竜洋中学と磐田北小にも栄養士がいますが、その2校については該当者がいなかったので行っていません。ちなみに現在大原学校給食センターで22名のアレルギー対応を行っておりますので、市内では計28名に対して何らかの除去食の対応をしていることになります。
質疑・意見
なし
(3)学校教育課
月例報告
(学校教育課長)
6ページの重点事項の報告をさせていただきます。英語教育小中連携研究会では、小中学校英語担当の代表者8名により「磐田市版英語カリキュラム」の作成のための協議を行ってきました。9年間一貫の中で英会話の力をつけるために、小中学校で大切にすべき内容を検討しまして英語のカリキュラムを作成していく見通しを立てているところです。先日、岡崎市の元宿小学校で英語教育を推進しておりまして、そのカリキュラムを視察させていただきました。磐田市の子どもにどういう力をつけさせるか、その辺りを焦点化して検討を重ねていきたいと考えています。それから、項目番号5の教育支援員研修会「はあと」とあります。「はあと」は、発達支援センターでiプラザにあります。そこで臨床心理士3名と保健師などが専門的に子どもへの対応の仕方を研修していくところです。「すまいる」は中部小にあるLD等通級教室で学習障害がある児童が通っています。大変希望者が多くなかなか入れない状況にあります。教室が少しだけ鏡張りになっており児童が指導を受けているところを保護者が観察できるようになっています。ことばの教室でもそういう形を作っています。
それから磐田分校へ行って専門的な研修を受けることも行っております。
質疑・意見
Q 磐田版英語カリキュラムは、いつ頃作り上げる見通しがあるのですか。
A まだ試験的に実施している段階ですので、形にするのは今年度末を目標にしています。
Q 教育支援員研修会「すぱいす」とありますが、どういう内容のことですか。
A 「すぱいす」は、ライフスキルトレーニングを行っているところです。いろいろな障害を持っている子ども達が生活をしていくために必要なものを身に付ける内容を「すぱいす」で行っています。
(4)中央図書館
月例報告
(中央図書館長)
中央図書館の報告事項を説明します。
教育委員会告示ですが、当初は竜洋図書館のみ休館日を第4水曜日から第3水曜日に変更する予定でおりましたが、中央図書館の工事のため冬休みの時期はできるだけ開館いたしたく変更をお願いします。1館だけでは効果がありませんので、福田、豊田、豊岡図書館も第4水曜日又は木曜日を第3へ変えさせていただきたいと思います。
次に、同じく教育委員会告示ですが、中央図書館の天井耐震改修工事及び空調設備更新工事のため、10月23日(火曜日)から年末の12月28日(金曜日)まで臨時休館をお願いするもので、開館は平成25年1月4日を予定しています。工事期間は9月26日から来年1月18日まででありますが、実際の工事は年末までを予定しています。後は、工事完了のための書類整理でありますのでなるべく早めに開館いたしたく休館日につきましては12月28日までをお願いしたいと思います。
なお、安全を確保した上で、中央図書館1階の展示室を活用し、新聞・雑誌の一般閲覧や予約資料の貸出や返却資料の受取りを行うとともに、地区館への予約資料等の搬送や県内図書館との資料の相互貸借も実施します。
次に、実施済主要事業及び実施事業の予定でありますが、実施済主要事業6番、「本のリサイクル市」につきましては、受入図書6,009冊、持ち帰り人数は1,074人、払出図書5,366冊でありました。
また、11番の「森?外・赤松登志子の結婚と離婚」の講演会では、台風にもかかわらず70名の入場があり、好評のため10月13日(土曜日)午後2時から2度目の講演会の開催が予定されています。ドイツ在住の日本人の方からの問い合わせもあり、大変宣伝効果があったのではないかと思われます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
質疑・意見
Q 臨時休館の期間ですが、貸出、返却の業務を行うのですか。
A 開架室の天井工事を行いますので安全対策のため入れませんが、展示室の方で貸出本の回収や予約本の受け渡しを行うよう考えています。
Q その時間帯はいつも通りですか。
A 展示室は平常通りの朝9時から夜7時まで開館します。新聞、雑誌も見られるようにします。
Q 休館期間が長いこともありますので、広報等で周知は行っているのですか。
A 市の広報誌は9月15日号に掲載されていますが、1回のみの掲載になりますので図書館だよりなど他の方法で周知します。また、これから貸出しする方には改めてカレンダーを渡すなどフォローをしていきたいと考えています。
Q 中央図書館にある図書を支所等にあるネット上で検索する貸出しサービスは続けて行ってくれるのですか。
A 基本的にはホームページはそのまま行っていきますので、予約はできます。後は、ご自分の希望する各館で受け取ることができます。
Q 学校関係への連絡は済まされていますか。
A 今後の校長会等でお知らせしていく予定です。また、福田図書館もこれから入札がありますが、担当課との打合せの中では天井耐震改修工事を行うため平成25年1月8日(火曜日)から年度末の2月28日(木曜日)までを臨時休館する予定であります。よろしくお願いします。
(5)文化財課
報告事項
(文化財課長)
11ページと12ページになります。
12ページ実施済事業16ですが、今年初めて大人を対象にした模擬授業を、旧見付学校で行いました。20名が参加し、磐田を知りたいという22歳から懐かしいという92歳までの、幅広い年代の方にお集まりいただきました。
小学校唱歌の合唱に始まり、見付の歴史、裸祭のこと、模擬授業では「いなむらの火」を題材に行いました。最後に卒業証書を渡して終わりにしましたが、特に高齢者の家族からは、いつになくはしゃいでいて、元気になったみたいという感想も寄せられました。
子どもとは違った趣で、来年も趣向を変えてやってみたいと思います。平均年齢は63歳でした。
予定事業ですが、福田町史展と文化財めぐりウォークのチラシをお配りしました。それに今年新調されました「掛塚まつり」のパンフレットです。是非、お出かけください。
最後に、現在再整備に伴う遠江国分寺跡の発掘調査を、築地塀の確認を目的に行っています。見学会を10月14日に予定しています。
以上です。
質疑・意見
なし
教育委員会で協議したもの(協議事項)
(1)教育総務課
小中一貫教育試行の評価について
(学校教育課長)
1番、評価の目的については、今後の方針決定の資料とする。12月末を方針決定の日と定めていますので、その資料にしていきたいと思います。
評価の観点は、ロードマップを描くことができているか。ロードマップは今まで小中一貫教育のねらい等を示しましたけれども、それに対応したロードマップであるかどうか。それを評価の観点にしていきます。それから、全教職員が小中一貫教育に関わり、相互理解を促進する仕組みができているかどうか。実際に指導主事が各学府をまわり研究会を一緒に行っています。小中の相互理解がかなり進んでいると判断しています。その辺の説明がしっかりできるように教育委員会としても資料を揃えていきたいと思います。3点目ですが、地域とともに小中一貫教育を推進できているか。この地域とともにというところがキーワードになってきます。これは学府協議会を中心として何が話し合われているか。小中一貫教育の意味を理解して地域が協力して推進してくれているかどうか。地域とともに学校自体が活動しようとしているかどうか。その辺のところを視点としていきたいと思います。日程につきましては、ご覧のとおりです。10月24日水曜日の定例教育委員会では、調査結果の内容を示していきたいと思います。11月には臨時校長会で方針決定の報告等と今後の決定事項等の内容をお示しいたします。市長、副市長への報告、または、議員懇談会の日程も11月16日に予定しています。決定の報道機関等への発表を12月下旬に予定しています。
次のページをお開きください。これにつきましては大幅に変更があります。試行校に対する調査とアンケートを実施していきます。3番、調査対象の1行目、小中一貫教育を試験的に実施している市内各小中学校の教員は残して下の3行を全て削除します。児童・保護者については学府ごとに調査できますので、教育委員会で行う内容ではなく小学校、中学校で調査を実施していきます。調査内容につきましては、なるべく簡略な内容で質的なものを中心に決定を示し上げていきます。半年間だけですが、その取り組みを振り返って教員の意識を中心として考えていきたいと思います。その下の小学校6年児童、小学校6年の保護者については全面カットをお願いします。
質疑・意見
- このスケジュールを見ていただくと方針決定は間近になります。12月下旬には報道機関へ発表することになるので、予定を遡っていくと10月下旬から11月上旬の方針決定の報告があります。今月中には決定になります。
Q この評価の観点はこのポイントで良いかどうかになりますが、評価の観点をもう少し具体的に課長がイメージしているようなものがあったらお話しいただけますか。
A 評価の観点のまず一番初めの推進計画(ロードマップ)を描くことができているかという内容で、1点目の推進計画につきましては、その学府で目指す子ども像が設定できているか、設定できているかどうかとは、ただ単に言葉としてある中学校で設定したことではなく、4校でしっかり協議をして最終的にできているか。それから、2点目は教育課程の計画が無理なくできているか。無理をした時間割りの計画を立てると子どもに迷惑を掛けたり、教師に負担を掛けることになる。無理のない教育課程が計画されているか。3点目につきましては、英会話のカリキュラムを教育課程の中に計画的に組み込んでいるか。特に、3点目の推進計画(ロードマップ)が明確にされているかを見ていきます。やはり、あまり頑張り過ぎてもいけないと考えますので、教師にとっても子ども達にとっても無理のない計画が出来ると良いかなと思っています。
- 先日中間報告に参加させていただきましたが、出席された先生方の気持ちというか、やる気というのを非常に強く感じました。それがこの2番目にある全職員が相互理解を推進する仕組みができているかということですね。
- 今まで小学校の先生は中学校の先生を知らない、中学校の先生は小学校の先生を知らないです。実際に話し合いの機会を持つだけでもかなり有効的だなと感じました。先生方も計画的に行っているので、着実に進んできていると思います。
Q 評価の観点の中で、1番目と2番目は学校の中で進めていけば出来ると思いますが、特に3番目の地域とともにとあるのが大きな問題であると思われます。小学校・中学校は一つの学びの場というか、体験として地域とともにという場が今後、非常に増えてきて、それがまた大きなところになってくると思います。それは学校協議会だけのことなのか。それとももう少しそこで協議されたものを地域・自治いろいろと含めて説明していくなどのプログラムは考えられていますか。
A そこの考え方が、実は難しいです。教育委員会は小中一貫教育を進めています。その中で教育委員会として地域とともにここまでやりなさいよという評価項目を示すと、地域と学校に内容を要請することになります。そこをやり過ぎてはいけない。それをやらなくても磐田市は地域の力がありますので、地域の人との話し合いの場を設定しただけで自然に発生する。こういうことは上からトップダウンでやってはいけないと思います。自然に発生してくるものであります。とりあえずこちらからの要求は、学府協議会を最低限開いていただき、開いた中でどれだけ有効的な話し合いができたかということになります。最低限の評価項目を設定しています。必ず地域の方が協力してくれると思います。それから学校が地域へ出て行く活動も今まで通りよりスムーズに展開されていくと思います。
- 県ではよく横の連携をと言われています。もう一つは縦の接続ということになり、それが小学校から中学校までの中で文化の交流を行っていくことで、もう一つの横という面では地域と積極的に交流していくことで、やはり各学校経営の単位ごとに非常に差が出てくると思われます。しかしそれも一つの目的であまり指示を与え過ぎないで、学府の独自性を出すことですね。
- それが生まれてくるのではないかと思います。今まで無かったのかとなりますが、それぞれに各地域と連携をして味があるものもあると思います。それに学府という名前を付ける事によって、今までやってきたことなんだけど、更に協力してやっていこうという形が出てくると思います。
Q 各学校に学校協議会があって、それが小中一貫をしている学府の学校協議会は一緒に集まって何かをするということがありますか。
A その可能性はあります。今はまだそこまでにはなっていません。学校は教育委員会の規則の中にある協議会で運営していますので、それにプラスされるものです。
Q それは、小学校、中学校にある学校協議会とは別に新たに学府としての学府協議会を作るということですか。
A その会を試行的に行うことを最低限一つの評価項目として設定しているものです。
Q スケジュールの中で調査期間とありますが、10月19日までに学府協議会を開くことになりますか。
A 10月19日までには学府協議会は行われていることになります。
Q それでは、計画があるということですか。
A 計画はされており、既に実施しています。
Q 最終的に12月下旬に新聞報道されますが、それはいきなり新聞に掲載されることになるのですか。その前に一般住民には広報誌で周知していくのですか。
A 広報誌ではタイムラグがあり、回覧していくと更に日がずれていくので、統一して提示していくのは、やはり新聞が良いかと思います。
Q 10月24日の定例教育委員会で決定して、公表する形はどのようになるのですか。
A 臨時校長会、市長、副市長、議員懇談会、新聞発表に関わる関連資料を一通り揃えて公表する形となります。
Q 実際にはここでリリースする形になるのですか。
A 教育委員会を傍聴していればそういうことになりますね。
A その辺りの日程をもう少し検討させていただきます。
Q 磐田版の英語カリキュラムはいつ頃できるのですか。
A 磐田版英語カリキュラムが満足できるものになるのは、実施をしながらカリキュラムを作り上げていく作業が必要になっていきますので、実践に移した段階で初めて中身のあるものができるのでかなり年数がかかります。
Q 学府独自の英語カリキュラムができる構想があるわけですね。
A 最低限は示してあるので、その中で学府がどのように作り上げていくかということになります。カリキュラムを示しますので、そのカリキュラムを元に学府ごとに独自性を生かした作り方が出てくると思われます。
Q 先ほど小学6年の児童や保護者に対してのアンケートは実施しないことになったと説明がありましたが、その後の調査方法は決まっているのですか。
A 実際に子どもの表れについて教育委員会がアンケートするのではありません。英語の活動をただ単に中学校の先生が小学校へ行って外国語の授業を行うのではなくて、もっと大きな範囲でALTと学級担任が授業を協力して共同で行っていくと、小学校も実際に外国語活動で行っているのですが、そういうものをもう少し定着させる必要があります。子ども達が外国語活動を習ってどのくらい意欲を持てるのかは具体的に市教委が調べるのではなくて、子どもの表れを保護者や先生方が持っている資料を提示する方法になります。
Q 2学府に試行しているのですが、この2学府の保護者は小中一貫のことは理解できているのですか。
A あくまでも今は試行の段階ですが保護者向けの説明会は行っています。豊岡学府の場合は8月7日に豊岡PTA教育講演会の中で大学の先生が説明を行っています。一中についても説明しています。どこまで理解していただいているかは、まだ試験的な実施のため難しいところがあります。
- 道徳教育の委員会に出席した時に、中学校で文部科学省から研究指定でその学区の小中学校も一緒に委員会に出席していたのですが、子ども達が良いことを行っているのにもかかわらず、地域の方や保護者があまり理解されていなかったことが実際にあったので、せっかく小中一貫教育を実施していくならば保護者や地域の方へ分かりやすい説明をしてあげていただきたいと思います。
Q それでは、決定を出す前にもう一回教育委員会があると考えれば良いですか。
Q 10月24日の定例教育委員会の後に臨時教育委員会を開催するということですね。
A 学校教育課長 今後の日程を調整した上で臨時教育委員会を開催させていただきます。
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