第11回 良い姿勢から始める健康習慣
クイズ
Q 良い姿勢はこころにもよい影響があるのか?
クイズのこたえ
こたえは・・・ある!!
姿勢を良くすることで運動効果が高まり、からだを楽に動かすことができるなど様々なメリットがあります。
みなさんは気分が沈んでいるとき、どんな姿勢をしているでしょうか?
うつむくと自然と背中は丸まってしまいます。
猫背のように丸まった姿勢では肺が圧迫され、呼吸が浅くなりやすいです。
この状態が長く続くと自律神経のバランスが崩れ、イライラしやすい、集中力が低下しやすいなど「こころ」にも影響することがあります。
姿勢が崩れる原因は?
スマートフォン(携帯)を使っている時やパソコン作業をしている時の姿勢はうつむき、顔が前のめりになるような姿勢になりがちです。
荷物をいつも片側だけで持ったり、足を組んで長時間座ることも姿勢のバランスは崩れやすくなります。
良い姿勢をつくるポイント
あなたは良い姿勢をとれていますか?
・「良い姿勢」とは・・・耳の穴・肩の中央・くるぶしが一直線になっている姿勢
【壁を使って自己チェック!】
- 両足をそろえ、かかとを壁につける
- あごを引いた状態で、後頭部を壁につける
➡腰と壁のすき間が手のひら1つ分だった方:正しい姿勢ができている!
➡腰と壁のすき間が空きすぎている方:反り腰傾向
➡腰と壁のすき間がない方:猫背の傾向
自分の姿勢の特徴を知って、時々見直し意識を変えていきましょう。
座りっぱなしと健康の関係
長時間同じ姿勢でいること
日本人は、1日の中で座って過ごす時間が世界でもっとも長い「1日420分(7時間)」ということが分かっています(*)。
座りっぱなしが続くことで・・・
- 血流が悪くなり「むくみ」や血栓ができやすい状態に
- 活動量が減少し、メタボや肥満など生活習慣病の原因に
「長時間座りっぱなし」を防ぐために30分〜1時間に一度、立ち上がることが理想です。
会社では用件があるときにメールや内線電話ではなく相手のところに直接行って伝える、家庭ではテレビのCM中は立って動くなど日頃から“こまめに動く”ことを意識しましょう!
*:国中シドニー大学の研究者らによる世界20の国や地域の平日の座位時間の研究調査より
やってみよう!運動動画
磐田市 健康増進課とNPO法人 磐田市 スポーツ協会の協働で作成した「体幹強化!ストレッチ」を配信しています。
姿勢を維持するために必要な体幹と座りっぱなし対策に活用できる足のストレッチを紹介しています!
職場やおうちで実践し、こころも身体もすっきりさせていきましょう。
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