上手な医療のかかり方
かかりつけ医をもちましょう
かかりつけ医とは、日ごろから患者さんの体調や生活習慣、病歴などを把握し日常的な診療や健康管理上のアドバイスなどをしてくれる身近なお医者さんです。
【かかりつけ医をもつメリット】
- 常日頃から身体のチェックをしてくれます。
- 必要な時には専門医、専門医療機関を紹介してくれます。
- 予防接種や介護に関すること、何科を受診するか迷ったときにも相談が可能です。
- いつも診察を受けているかかりつけ医に診てもらうことで、カルテの情報などから総合的に判断し、適切な治療が受けられます。
健康診断や予防接種、体調悪化時の病院受診などをきっかけに身近なかかりつけ医を探しましょう。
かかりつけ医を一人に決める必要はありません。
女性は、内科と産婦人科など複数の診療科を決めておくこともよいでしょう。お子さんの場合には、小児科が一般的です。
高齢者や身体の不自由な方は、往診や訪問診療等に関する相談にも対応している医療機関が望ましいでしょう。
かかりつけ医の見つけ方・探し方 ―知っておこう!医療情報ネット―
医療情報ネットを活用することで、 身近な医療機関を探すことができます。
上手なお医者さんへのかかり方
1 診療時間内に受診
- あらかじめ、診療時間や休診日を確認して下さい。
- 時間外・休日受診は避けましょう。
- 比較的症状が軽いうちに、仕事や用事を調整して受診しましょう。
2 診察時に伝えること
- 気になる症状は?
「いつから」 例:今朝から、1週間前から
「どこが」 例:のどが、お腹が(症状のある部位)
「どんな風に」例:ズキズキする、チクチクする
(痛みや苦しさの様子を出来るだけ詳しく伝えましょう)
「どんなとき」例:立ち上がった時、階段を上がるとき
- 今までかかったことのある大きな病気はありませんか?
- 薬や食べ物によるアレルギーはありませんか?
- 家族に同じような症状はありませんか?
患者さんがお子さんや高齢者などで付き添いが必要な場合は、患者さんのそれまでの様子がわかる人がついて行きましょう。(食事の状況や飲ませた薬の種類や時間など)
診療所(クリニック・医院)と大きな病院との連携
体の不調を感じたときは、まずはかかりつけ医に診てもらいましょう。
大きな病院を受診する際は、かかりつけ医が作成した紹介状(診療情報提供書)を持って行くことで、それまで受けた治療の内容や検査結果を伝えることができます。
救急診療に関しては、下記をご覧ください。
救急車を呼ぼうか迷う時は
全国版救急受診アプリQ助のご案内
その時の症状を選択していくと、緊急度に応じた必要な対応(「今すぐ救急車を呼びましょう」、「できるだけ早めに医療機関を受診しましょう」「緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう」又は「引き続き、注意して様子をみてください」)が表示されます。
救急車を呼ぶかどうか迷ったときに役立つアプリですので、ぜひご利用ください。
ためらわず救急車を呼んでほしい症状(大人)
頭
- 突然の激しい頭痛
- 突然の高熱
- 支えなしで立てないぐらい急にふらつく
顔
- 顔半分が動きにくい、あるいはしびれる
- ニッコリ笑うと口や顔の片方がゆがむ
- ろれつがまわりにくい、うまく話せない
- 視野がかける
- ものが突然二重に見える
- 顔色が明らかに悪い
胸や背中
- 突然の激痛
- 急な息切れ、呼吸困難
- 胸の中央が締め付けられるような、または圧迫されるような痛みが2~3分続く
- 痛む場所が移動する
おなか
- 突然の激しい腹痛
- 持続する激しい腹痛
- 吐血や下血がある
手足
- 突然のしびれ
- 突然、片方の腕や足に力が入らなくなる
意識の障害
- 意識がない(返事がない)又はおかしい(もうろうとしている)
- ぐったりしている
けいれん
- けいれんが止まらない
- けいれんが止まっても、意識がもどらない
けが・やけど
- 大量の出血を伴う外傷
- 広範囲のやけど
吐き気
- 冷や汗を伴うような強い吐き気
飲み込み
- 食べ物をのどにつまらせて呼吸が苦しい、意識がない
事故
- 交通事故にあった(強い衝撃を受けた)
- 水におぼれている
- 高所から転落
ためらわず救急車を呼んでほしい症状(こども)
頭
- 頭を痛がって、けいれんがある
- 頭を強くぶつけて、出血がとまらない、意識がない、けいれんがある
顔
- くちびるの色が紫色で、顔色が悪い
胸
- 激しい咳やゼーゼーして呼吸が苦しそう
- 呼吸が弱い
おなか
- 激しい下痢や嘔吐で水分が取れず食欲がなく意識がはっきりしない
- 激しいおなかの痛みで苦しがり、嘔吐が止まらない
- 便に血がまじっている
手足
- 手足が硬直している
意識
- 意識がない(返事がない)又はおかしい(もうろうとしている)
じんましん
- 虫に刺されて全身にじんましんが出て、顔色が悪くなった
生まれて3カ月未満の乳児
- 乳児の様子がおかしい
けいれん
- けいれんが止まらない
- けいれんが止まっても、意識がもどらない
やけど
- 痛みのひどいやけど
- 広範囲のやけど
飲み込み
- 物をのどにつまらせて、呼吸が苦しい、意識がない
事故
- 交通事故にあった(強い衝撃を受けた)
- 水におぼれている
- 高所から転落
ためらわず救急車を呼んでほしい症状(高齢者)
頭
- 突然の激しい頭痛
- 突然の高熱
- 急にふらつき、立っていられない
顔
- 顔半分が動きにくい、しびれる
- 笑うと口や顔の片方がゆがむ
- ろれつがまわりにくい
- 見える範囲が狭くなる
- 周りが二重に見える
胸や背中
- 突然の激痛
- 急な息切れ、呼吸困難
- 痛む場所が移動する
おなか
- 突然の激しい腹痛
- 血を吐く
手足
- 突然のしびれ
- 突然、片方の腕や足に力が入らなくなる
意識の障害
- 意識がない(返事がない)又はおかしい(もうろうとしている)
けいれん
- けいれんが止まらない
けが・やけど
- 大量の出血を伴うけが
- 広範囲のやけど
吐き気
- 冷や汗を伴うような強い吐き気
飲み込み
- 食べ物をのどにつまらせた
事故
- 交通事故や転落、転倒で強い衝撃を受けた
その他、いつもと違う場合、様子がおかしい場合は119番に連絡をしましょう!
- ためらわず救急車を呼んでほしい症状(大人) (PDF 251.2KB)
- ためらわず救急車を呼んでほしい症状(小児) (PDF 239.1KB)
- ためらわず救急車を呼んでほしい症状(高齢者) (PDF 205.4KB)
- 総務省消防庁 救急車利用リーフレット(外部リンク)
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